新車のハイエースを買う場合、2台のクルマを所有するつもりでないかぎり手持ちの車は下取りしてもらうことになります。
下取りというのは新車を購入するディーラーに古い車を買い取ってもらうことを言いますが、これはサービスの一環としてどのディーラーでも行っていることです。その買取価格はハイエースの価格から差し引かれることとなり、見積もり額がその分安くなります。そのため少しでも高く買い取ってもらえれば、その分ハイエースの購入資金の足しとなり助かることでしょう。もし二束三文で買いたたかれそうな感じであれば、ディーラーではなく一般の買取店に売却するのも手です。一度出張査定してもらえば、どちらに売った方が得なのかがすぐに分かりますが、一般的には買取店に売る方が高くなることが多いようです。ディーラーにとってはハイエースが売れればそれで良いので、買取店で買取してもらっても全く問題ではありません。むしろ、手間が省けて喜んでくれるかもしれません。
年式を問わず高い人気をキープしているハイエースは、下取りの価格も高く提示されることが期待できる車種として知られています。
人気の高さとなっているのは、圧倒的な生産台数によって担保された信頼性の高さや、日本の道路にマッチするボディサイズであること、普遍的で飽きのこないシンプルでありながらも完成度の高いデザインなど、さまざまなポイントを挙げることができます。その人気の高さゆえに、走行距離が長い車体や年式の古いモデルなども「ハイエースであること」から比較的高い査定額が提示されることも珍しくありません。しかし、一般的な中古車の買取査定と同様に状態の良し悪しによって下取り価格が変動します。高い査定価格が出る条件としては、年式と比較すると走行距離が少なく傷やへこみなどが少ない状態であること、メンテナンスの記録が確実に残されておりエンジンや足回りなどの調子が良好であることなど、車両のコンディションが良好であるほど高い価格提示がされます。ハイエースは業務に使用されることも多い車種ですが、個人オーナーのニーズも高いため、コンディション良好な個体は査定の際にきわめて有利になることと言えるでしょう。
◎2024/01/15
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◎2023/03/20
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